神社仏閣巡り

高家神社

【たかべじんじゃ】
南房総市千倉町南朝夷164
0470-44-3967
境内見学自由

日本で唯一の「料理の神様」を祀る神社
料理の腕前向上を祈願しに行こう

日本で唯一料理の神様・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を祀る高家神社は、
調理師など料理に関係する人たち、味噌・醤油などの醸造業者から厚い祟敬を集めています。
日本書紀には、第十二代景行天皇が偲び安房の浮島を訪れた際に、
磐鹿六雁命が堅魚と白蛤を料理し献上したところ、天皇は大いに賞味したと記されています。
以後、朝廷の料理人・膳部に迎えられたことが料理の神様といわれる由縁となっています。
料理のプロフェッショナル以外でも、カップルや友達同士など
料理の腕前上達や飲食店の繁盛祈願に訪れる参拝客も多く、
チャーミングなお札や御守りを授かってみるのもいいでしょう。

ガイドブックには載っていないかもしれない

耳より情報

「四條流庖丁式」で料理の精神を学ぶ

毎年5月、10月、11月の例大祭には境内で庖丁式奉納が執り行われます。平安時代から千百年以上の歴史を持つ宮廷行事のひとつで、烏帽子、直垂をまとい古式にのっとり、食材には手を触れず庖丁とまな箸だけで調理をします。食材と真剣に向き合う日本料理が持つ精神性の原点を垣間見ることが出来る、厳粛かつ美しい儀式です。